50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
8/9(水)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 32,204.33円 | -0.53 |
ダウ平均 | 35,123.36ドル | -0.54 |
S&P500 | 4,467.71ドル | -0.70 |
ナスダック | 13,722.02ドル | -1.17 |
ラッセル2000 | 1,947.42ドル | -0.59 |
米10年国債 | 4.012 | -0.25 |
恐怖指数(VIX) | 15.96 | -0.03 |
9日の米国株式市場は3指数共に続落。前日の流れが続く米CPIに注目。
9日の米国株式市場は3指数共に続落。
前日はムーディーズが複数の米地銀を格下げしたことや、中国経済への不透明感が広がり、投資家心理が冷え込んでいた。序盤はその流れが続き、ダウ平均も下落していたが、依然として上値期待から、下値での押し目買い意欲も強く、一時プラス圏まで戻す展開も見られた。
中国経済については本日、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が発表になっていたが、ともにマイナスとなり、デフレへの懸念を改めて示していた。中国経済については「部屋の中の象」と例え、明らかに問題があるにもかかわらず、これまで市場は目を瞑ってきたと評する向きもいる。
市場関係者の中には、前日のシグナルは今後の市場にさらなる問題をもたらすと懸念する者もいるが、一方で、今年に入ってからの株式市場の異常な上昇を考えれば、前日の動きは想定範囲内だと言う者もいる。
8月の米株式市場は、7月までの上昇が行き過ぎたのではないかという懸念のほか、投資家が回復力のある経済とさらなる金利上昇のリスクを天秤にかけていることから、不安定な動きが見られている。そのような中で、市場は明日の米消費者物価指数(CPI)の発表を待っている。FRBの利上げサイクル終了を支持する可能性もあり、何らかのヒントが出るか注目しているようだ。
明日の米CPIについては、総合指数は前年のベース効果の影響が一時的に不利に転じ、前回から上昇が見込まれているものの、財の価格下落は7月に加速したことが予想され、サービス価格も昨年のピークからは低下が予想されている。前月に引き続きインフレの鈍化を示唆する内容が見込まれ、FRBの利上げサイクル終了への期待を強化すると見られているようだ。
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