8/8米国株式市場は反落。中国指標や銀行株下落が投資家心理を冷やす。

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8/8(火)の株価

前日比(%)
日経平均32,377.29円+0.38
ダウ平均35,314.49ドル-0.45
S&P5004,499.38ドル-0.42
ナスダック13,884.32ドル-0.79
ラッセル20001,947.42ドル-0.59
米10年国債4.022-1.76
恐怖指数(VIX)15.99+0.22

8日の米国株式市場は3指数共に反落。中国指標や銀行株下落が投資家心理を冷やす。

8日の米国株式市場は3指数共に反落。

銀行株の下落が投資家心理を冷やしている。ムーディーズが複数の銀行の格付けを引き下げたことが圧迫し、銀行株が幅広く下落。また、この日発表の中国の貿易統計が中国経済への不透明感を強める内容となったことも株式市場を圧迫している模様。

「地方銀行は信用を必要とするため、格付けが良いに越したことはない。地方銀行の信用が低下するようなことがあれば、市場心理は悪化する」といったコメントも聞かれる。

決算ではイーライリリー<LLY>、UPS<UPS>、アンダーアーマー<UAA>が取引開始前に発表。特にイーライリリーは、肥満症治療薬として近く承認される見込みの糖尿病治療薬「モンジャロ」の売上高が予想を上回ったことを好感。これにより通期の1株利益および売上高の見通しも上方修正し、大幅高となっている。

現在までのところ、S&P500企業の約89%が発表し、その約80%が予想を上回る最終利益を計上している。

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