50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
7/11(火)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 32,203.57円 | +0.04 |
ダウ平均 | 34,261.42ドル | +0.93 |
S&P500 | 4,439.26ドル | +0.27 |
ナスダック | 13,760.70ドル | +0.55 |
ラッセル2000 | 1,913.36ドル | +0.96 |
米10年国債 | 3.976 | -0.60 |
恐怖指数(VIX) | 14.84 | -0.23 |
11日の米国株式市場は3指数共に続伸。金融株が高いCPIや企業決算を注視。
11日の米国株式市場は3指数共に続伸。
IT・ハイテク株については、前日にナスダックが、ナスダック100指数で異例のリバランスを実施すると発表。ウェートが減らされそうな銘柄として、マイクロソフト<MSFT>やアップル<AAPL>のほか、エヌビディア<NVDA>、アマゾン<AMZN>、テスラ<TSLA>、メタ・プラットフォームズ<META>、アルファベット<GOOG>が想定されているが、アナリストからは、ウェートを減らされた銘柄は短期的に圧迫される可能性があるとの指摘も出ていた。
市場には、中国の景気刺激策による潜在的な押し上げ効果と、明日の米消費者物価指数(CPI)を天秤にかけている雰囲気もある。中国の経済紙が 中国政府による景況感を押し上げる施策と伴に、不動産支援策の強化の可能性を指摘する記事を掲載したことで市場は行方を注目している。
市場からは、「これはゲームチェンジャーになるかもしれないが、それでも、米景気後退への不確実性を考慮すれば、積極的なポジション形成は控え、個別銘柄やセクターに注目すべき」との指摘も出ていた。米国株は不安定になる可能性があるが、投資家は米景気後退のシナリオを織り込んでおらず、バリュエーションは割高になっているという。
明日の米CPIだが、総合指数は前回から大きく鈍化し、前年比で3.1%が見込まれている一方、注目のコア指数は5.0%と前回から鈍化こそ見込まれているものの、高水準での推移が予想されている。FOMC委員は前回のFOMCでの金利見通し(ドット・プロット)で、年末までにあと2回の利上げを予想した。しかし、市場は今月のFOMCでの利上げは確実視しているものの、その次の9月以降についてはなお懐疑的に見ており、現在は30%程度の確率で見ている状況。
市場からは「今月のFOMCで0.25%ポイントの利上げが行われることは現時点では確実で、明日の米CPIはむしろ、9月と11月の議論を占う材料だ」との指摘も出ている。リサーチ会社の調査によると、回答者の65%がコア指数が5%のコンセンサスを下回ると考えており、54%が反応はリスク選好と予想しているという。
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