50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
6/9(金)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 32,265.17円 | +1.97 |
ダウ平均 | 33,876.78ドル | +0.13 |
S&P500 | 4,298.86ドル | +0.11 |
ナスダック | 13,259.14ドル | +0.16 |
ラッセル2000 | 1,865.71ドル | -0.80 |
米10年国債 | 3.744 | +0.67 |
恐怖指数(VIX) | 13.83 | +0.18 |
9日の米国株式市場は、3指数共に続伸。FOMC控え警戒感。
9日の米国株式市場は、3指数共に続伸。
ダウ平均は、前日まで3日続伸となっていたこともあり、寄り付きはマイナス圏で始まった。欧州株ややや冴えない動きとなったいたこともあり、利益確定の売りなどが上値を抑えた。カナダ雇用統計の弱さを受けたリスク警戒の動きなども株安につながった。
もっともすぐにプラス圏を回復すると、一時33975ドルまでと節目の34000ドル手前まで上昇した。前日までの株高の流れが継続するとの期待が下値を支えた。
週末前ということもあり、34000ドルの大台手前の売りを崩せず、その後は一時マイナス圏に落ち込む場面が見られたが、プラス圏に戻して週の取引を終えている。
ダウ平均は17銘柄がプラス、13銘柄がマイナスとまちまち。欧州でも売りが出ていた化学品関連の下げが米国でも見られ、ダウ・インク、3Mなどが売られたほか、インテル、ウォルグリーン、ホームデポなどが軟調。決算の強かったセールスフォースが好調。
新興ハイテクは総じてしっかり。特に強かったのが4%超の上昇となったテスラ、3%超の上昇となったAMD。その他ネットフリックスなどもしっかり。アマゾンがマイナス圏、アルファベットやアップルは小動き。
米地銀は今週前半から半ばにかけての上昇が一服し、パックウェストバンコープが6%以上下げるなどさえない動きとなった。ZBナショナルなども軟調。
FRBは6月に利上げを停止し、12月まで据え置き-エコノミスト予想
- 金融市場は7月の0.25ポイント追加利上げと12月の利下げ織り込む
- ピーク金利に達したかどうかではエコノミストの間で意見分かれる
昨年3月に現行の利上げキャンペーンを開始した米金融当局について、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で1年3カ月ぶりに引き上げを停止すると、ブルームバーグが調査したエコノミストの大多数は予想している。
底堅い景気とインフレ高止まりが続く状況にあって、当局は13、14両日の会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを5-5.25%に維持した後、7月は一段と難しい判断を迫られるものの、12月まで金利を据え置くと見込まれている。
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は先月、引き締めキャンペーンの一時停止を示唆。これまでの利上げの遅延効果や一連の地銀経営破綻が与信に与える影響について、一息入れて検証したい考えを示していた。
FOMCが14日の会合後に公表する最新の四半期経済予測では、ドット・プロット(金利予測分布図)で示される年末時点のFF金利見通しが中央値で5.1%と、3月の前回予測と一致すると、エコノミストは見込んでいる。
金融市場はこれに対し、金融当局が7月に0.25ポイントの追加利上げに踏み切った後、12月に同規模の利下げを行う可能性を織り込んでいる。調査はエコノミスト46人を対象に、今月2-7日に実施した。
ノムラ・セキュリティーズの雨宮愛知、ジェレミー・シュワルツ、ジェイコブ・マイヤーの3氏は調査への回答で、「6月のFOMC会合では、利上げは選択しないものの、四半期経済予測を通じて追加利上げ見通しのシグナルを発する形で、タカ派的一時停止が予想される」と指摘した。
その上で、「インフレ圧力の緩和や雇用情勢の鈍化、与信減少に伴う逆風などを受けて、FOMCは後になって利上げ再開を決めることがなくなり、今回のサイクルでは結局、5月の利上げが最後のものになるとわれわれは予測している」と論じた。
米金融当局がピーク金利に達したかどうかを巡っては、エコノミストの間で意見が分かれており、約3分の1は7月に0.25ポイントの追加利上げがあると予想する。
ネーションワイド・ライフ・インシュアランスのチーフエコノミスト、キャシー・ボストジャンシク氏は「予想よりも力強い内容のデータに直面して、FOMCの主要な当局者は、6月には利上げを一回見送る方向に傾いているものの、7月の引き締めの可能性を排除しないと示唆している。当局のガイダンスは曖昧で市場に混乱を与えている」とコメントした。
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