1/11米国株式市場は続伸。明日の米CPI結果待ち

経済ニュース相場分析

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1/11(水)の株価

前日比(%)
日経平均26,446.00円+1.03
ダウ平均33,973.01ドル+0.80
S&P5003,969.61ドル+1.28
ナスダック10,931.67ドル+1.76
ラッセル20001,844.05ドル+1.17
米10年国債3.541-0.98
恐怖指数(VIX)21.73+0.64

11日の米国株式市場は、3指数共に続伸。明日の米CPI結果待ち。

11日の米国株式市場は、3指数共に続伸。

全体的には明日の米消費者物価指数(CPI)の発表待ちの中、きょうもIT・ハイテク株が堅調に推移し、全体の雰囲気をサポートした。

一部からは「市場はリスク選好にやや傾いているが、実際は多くが米CPIを前に手をこまねいている可能性が高い。いまの米CPIは米雇用統計さえも凌駕する最も重要な統計になっているが、総合指数の数値が下がってもコア指数が下がらなければ、それほどポジティブな数字にはならない」との声が出ていた。また、「懸念されるのは、金曜日から決算発表が始まることから、ニュースで売るイベントになってしまう危険性があることだ」との指摘も出ている。

いずれにしろ、明日の米CPIを受けての反応待ちといったところだが、多くの財の価格が下落する一方、サービス価格は急速に上昇していることから、投資家は複雑化するインフレ状況を把握しようとデータを深く掘り下げる可能性もあるという。パウエルFRB議長はエネルギーと住宅を除いたサービスインフレを重要なポイントとして挙げているが、一部の投資家はさらに踏み込んで、医療と輸送も除外したスーパーコアインフレに注目する向きもいるようだ。

IT・ハイテク株のほか、銀行、産業、エネルギーも堅調。一方、薬品が下落。

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