12/30米国株式市場は反落。来年への警戒感続く。

経済ニュース相場分析

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12/30(金)の株価

前日比(%)
日経平均26,094.50円+0.00
ダウ平均33,14.25ドル-0.22
S&P5003,839.52ドル-0.25
ナスダック10,466.48ドル-0.11
ラッセル20001,761.24ドル-0.28
米10年国債3.879+1.33
恐怖指数(VIX)21.67+0.23

30日の米国株式市場は、3指数共に反落。来年への警戒感続く。

30日年内最終売買日の米国株式市場は、3指数共に下落。

来年への警戒感が本日も広がり、IT・ハイテク株中心に売りが強まった。

市場では来年の相場展望が出揃っているが、上半期はさらに下値を試し、下半期に反転との予想が多いようだ。インフレはピークアウトへの期待が出ているものの、依然として労働市場がひっ迫しており、FRBのタカ派姿勢はしばらく続くと見ているようだ。その間に米経済はリセッション(景気後退)に入ると見られているが、景気後退に入ったとしてもマイルドとの見方も多い。

FRBのタカ派姿勢が次第に労働市場に効き始め、失業率上昇や賃金の伸び鈍化も予想される中、裁量消費関連の銘柄は影響が大きいと見られている。また、FRBの利上げ打ち止めは有望視されているものの、利下げまでは期待薄の状況。米国債利回りも高止まりが予想され、IT・ハイテク株などの成長株は魅力低下から軟調な展開が警戒されているようだ。

ただ、年末に出る来年の相場展望は当たらないことが多いという経験則も頭の片隅に置いておきたい。もちろん、想定以上に悪化するケースもある。

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