50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
5/23(月)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 27,0001.52円 | +0.98 |
ダウ平均 | 31,880.24ドル | +1.98 |
S&P500 | 3,973.75ドル | +1.86 |
ナスダック | 11,535.27ドル | +1.59 |
ラッセル2000 | 1,792.76ドル | +1.10 |
米10年国債 | 2.866 | +2.85 |
恐怖指数(VIX) | 28.48 | -0.95 |
23日の米国株式市場は3指数共に反発。値ごろ感の買い戻し。
23日の米国株式市場は3指数共に反発。
米国市場は4月以降8週連続で下落しているが、下げ過ぎ感も出ており、値ごろ感の買い戻しが入った。バイデン大統領がトランプ前大統領時に導入した中国製品への関税引き下げを検討すると述べたことや、インフレの最大要因の1つとなっている原油価格に関連して、OPECに増産を求める声を強めたことも買戻しを誘発していた。
IT・ハイテク銘柄も好調、アップル(AAPL)、マイクロソフト(MSFT)、アルファベット(GOOG)が上昇し、ナスダック指数は前日比+1.59%高となっている。
その他、銀行株が買い戻しが全体をリードしている。銀行株についてはJPモルガン(JPM)が純利息収入の見通しを560億ドルに上方修正したことが買い手掛かりとなった。JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は同行主催の投資家デーで、「力強い経済に、大きな暗雲がある」と述べ、「暗雲と呼ぶのは、それが消える可能性があるからだ」と発言した。
一部からは底打ちの議論も出ているが、その一方で、もう一段の下げも指摘されており、次の行方を見守っている状況。市場は米経済のリセッション(景気後退)の可能性を警戒する一方、米経済の健全性を示す可能性のあるデータも注視している。
今週は5月分のFOMC議事録の発表が予定されている。市場は6月、7月もFRBは0.50%の大幅利上げを実施するとの見方で固めている。しかし、すでにそれは織り込み済みで、市場はFRBがどの程度積極的に利上げを実したいのか再度確認したい意向が強い。
本日は、製造業PMIの発表があり、製造業における景況感を示す指標で注目していく必要がある。
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