50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
5/4(水)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 休場 | |
ダウ平均 | 34,061.06ドル | +2.81 |
S&P500 | 4,300.17ドル | +2.99 |
ナスダック | 12,964.86ドル | +3.91 |
ラッセル2000 | 1,949.92ドル | +2.69 |
米10年国債 | 2.944 | -1.11 |
恐怖指数(VIX) | 25.42 | -13.09 |
5月4日の米国株式市場は3指数共に大幅上昇。FOMCの想定内の利上げで市場は好感。
4日の米国株式市場は3指数共に大幅上昇する展開となった。
FOMCの結果が発表され、その後にパウエルFRB議長の会見を受けて株式市場は買いが強まった。
議長が「0.75%の利上げは積極的に検討していない。次の数回の会合で0.50%の追加利上げを検討すべき」と述べたことで買いが一気に膨らんだ。市場は、次回6月のFOMCでの0.75%利上げの確率を一気に低下させている。
FOMCは、米連邦準備制度理事会(FRB)が保有する米国債と住宅ローン担保証券(MBS)の縮小を6月に開始する。縮小額はまず月475億ドル(約6兆1700億円)とし、その後3カ月かけて950億ドルにしていく。
議長は、「景気後退なしに安定取り戻せる可能性は十分高い」との指摘も株式市場をサポートした。
前日まででS&P500企業の329社が発表を終え、そのうちの80%以上が予想を上回る純利益を計上している。
ただ、市場は依然として先行きに慎重な見方を維持している。米個人投資家協会の最新調査では、今後6カ月間の株価下落を予想する弱気心理が59.4%と大幅に上昇している。弱気心理がこの水準を超えたのは、リーマンショック時の2009年3月以来。
取引開始前に4月のADP雇用統計が発表されていたが、雇用数が24.7万人増と予想を下回り、労働力不足に一服感が出ていることが示されていた。今週は労働省が米雇用統計を発表する予定。しかし、必ずしもADP雇用統計と方向が一致するとは限らない。
配車サービスのリフト(LYFT)とウーバー(UBER)が決算を受け下落。需要回復で数字は良好だったものの、ドライバーへのインセンティブ強化の方針も打ち出しており、今後の利益圧迫が警戒されている模様。
スターバックス(SBUX)が決算受け上昇。中国は大幅な減収となったものの米国が好調に推移したことで安心感につながっている。
民泊を中心とした旅行サイト運営のエアビー&ビー(ABNB)が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、予想を上回る見通しを示した。
高速コンテンツ配信を手掛けるアカマイ・テクノロジーズ(AKAM)が決算受け下落。インターネットのトラフィック減速とウクライナ危機による収益の減少が圧迫した。
ドラックストア運営や医療保険管理などを手掛ける総合ヘルスケア大手のCVSヘルス(CVS)が決算受け上昇。通期の1株利益の見通しを上方修正した。
栄養補助食品のハーバライフ・ニュートリション(HLF)が決算受け下落。通期の1株利益の見通しが予想を下回った。
リチウム電池のライヴェント(LTHM)が決算を受け大幅高。通期のガイダンスで予想を大きく上回る売上高見通しを示した。
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