50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
4/26(火)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 26,700.11円 | +0.41 |
ダウ平均 | 33,240.18ドル | -2.38 |
S&P500 | 4,175.20ドル | -2.81 |
ナスダック | 12,490.74ドル | -4.38 |
ラッセル2000 | 1,890.47ドル | -3.26 |
米10年国債 | 2.728 | -3.12 |
恐怖指数(VIX) | 33.52 | +24.06 |
4月26日の米国株式市場は3指数共に大幅下落。
26日の米国株式市場は、3指数共に大幅下落となる。
テスラ(TSLA)が-12%大幅安。特に具体的な悪材料は出ていないが、マスクCEOのツイッター(TWTR)買収費用のうち、210億ドルのエクイティ部分をマスクCEOがどうカバーするかを投資家は疑問視している。市場からはマスク氏が保有しているテスラ株の一部売却を余儀なくされるのではと懸念も出て売りが先行した。
引き続き中国経済への懸念とFRBの積極的な利上げへの懸念が市場の景気後退への不安を高めている。
ウクライナ情勢も依然として混沌としており、本日はウクライナ国営原子力会社が、ロシアのミサイルがウクライナ南部にある原子力発電所の上空を低空飛行したと発表し、ロシアの侵攻は核の大惨事につながる恐れがあると改めて警告していた。
ロシアがポーランドへの天然ガスの供給を明日から停止すると伝わったことも、株式市場を圧迫していたようだ。このニュースを受けて天然ガスと原油相場が急上昇している。
今週は大手IT・ハイテク企業の決算発表が目白押しだが、それらが高インフレと世界的な成長鈍化を懸念する株式市場を支えるかどうかを見極めたい雰囲気もあるようだ。警戒感もあってきょうのIT・ハイテク株は売りが強まり、ナスダックは大幅安となっていた。
今週はS&P500企業の3分の1近くが決算を発表するが、月曜日までに決算を発表したS&P500企業102社のうち、77.5%が予想を上回る利益を計上している。昨年ほどではないが、事前の想定ほどは悪くはないようだ。
個別銘柄では、ゼネラル・エレクトリック(GE)が大幅安。サプライチェーンの問題を背景に、低調な利益見通しを示したことが嫌気された。
クルーズのカーニバル(CCL)が下落。ドナルドCEOが退任すると発表した。後任にはワインスタインCOOが就任する。ドナルド氏は8月1日付で副会長に就任。同氏は2013年からCEOを務めてきた。
マイクロソフトが決算発表 時間外で株価は軟調に推移
マイクロソフト(MSFT)が引け後に1-3月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。クラウドサービスの需要が堅調に伸びた。アジュールが第2四半期と同様に46%の成長を記録し、予想も上回った。引け後の取引も軟調。
アルファベットが決算受け時間外で6%下落 YouTubeが予想下回り失望感
アルファベット(GOOG)が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益が予想を下回ったほか、売上高(トラフィック獲得コスト除く)は予想範囲内となった。同社は700億ドルの自社株買いプログラムを発表した。
ただ、株価は時間外で冴えない反応。グーグルの広告収入は22%増となり、YouTubeの売上高も68.7億ドルとなったが、予想(74億ドル)を下回ったことが失望感を強めている模様。アップル社がサードパーティの広告ターゲティングを禁止したことで、iPhoneにおけるYouTubeのビジネスの一部が圧迫されたとしている。
ウェブ上の他の場所で広告を配信するネットワークシステムは、広告ターゲティングを制限する欧州の新規制によって制限された可能性が高い。売上高は81.7億ドルだった。
ロシアのウクライナ侵攻後に欧州で広告主が支出を一部縮小したことで打撃を受けている。
TIが決算受け時間外で5%下落 中国でのロックダウンで第2四半期の見通しが予想下回る
テキサスインス・ツルメンツ(TI)(TXN)が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、第2四半期の見通しが予想を下回っていることに失望感が強まっている模様。半導体需要がピークに達したとの懸念が強まっている。中国でのロックダウンが電子製品の生産に響いていることを理由に挙げた。今回の見通しは、中国での制限措置による需要減少の影響を反映させた上での予想だと述べた。
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