4/7米国株式市場は小反発。悪材料出尽くしたか。

経済ニュース相場分析

50才から始める米国株式投資初心者の資産運用

4/7(木)の株価

前日比(%)
日経平均26,888.57円-1.69
ダウ平均34,583.57ドル+0.25
S&P5004,500.21ドル+0.43
ナスダック13,897.30ドル+0.06
ラッセル20002,009.79ドル-0.35
米10年国債2.662+2.32
恐怖指数(VIX)21.55-2.49

4月7日の米国株式市場は3指数共に反発。悪材料は出尽くした感はあるが実質利回り上昇は危険。

S&P500MAP

7日の米国株式市場は、3指数共にプラス圏内の小反発で終了した。

市場はFRBの積極的な引き締め姿勢で、長期金利の利回りは上昇して、株式市場は売り先行で始まったが、終盤にかけて買い戻しが強まり、3指数共にプラスで終了した。利上げとバランスシート縮小の具体案が明確に示されたことで、市場の反応は以前よりも遥かに小さくなるはずだとの見方も出ていて、ある種の悪材料出尽くし感が出たのかもしれない。

一部の市場では、米国のインフレ率が年内に4%を下回ると予想している。一方、株価の上昇率はやや横ばいを見込んでいて、そして、2023年にリセッション(景気後退)に陥る確率は高まっていると見ている。

米国の実質利回りが上昇している。割高なテクノロジー株などのリスク資産にとっては危険信号となる。実質利回りが大きくプラスに転じれば債券との比較で魅力が薄れるためである。利子を生まない仮想通貨や貴金属も同様に不利になる。

コメント