2/28米国株式市場は反落。ロシア経済制裁影響か。

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2/28(月)の株価

前日比(%)
日経平均26,526.82円+0.19
ダウ平均33,892.60ドル-0.49
S&P5004,373.94ドル-0.24
ナスダック13,751.40ドル+0.41
ラッセル20002,048.08ドル+0.35
米10年国債1.820-7.56
恐怖指数(VIX)30.15+9.28

28日の米国株式市場は反落。ロシアの経済制裁への影響。

S&P500MAP

28日の米国株式市場は反落。開始時から売りが先行して経過していたが、終盤にIT・ハイテク株中心に買い戻しがあり、ナスダック指数はプラス圏内で終了する。

週末にウクライナ危機を受けて西側諸国がロシアの一部銀行を国際決済ネットワークであるSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除する新たな経済制裁を発表した。また、ロシアの6300億ドルにおよぶ外貨準備の運用も制限し、市場は再びリスク回避の雰囲気を強めた。

市場からは、投資家は経済制裁の潜在的影響を消化しようとしており、それは軍事衝突が大きくなる可能性よりも、投資家の考えを支配しているとの見方が出ている。また、ウクライナ危機で原油価格が急騰しており、インフレをさらに曇らせ、経済の逆風も強まることから、FRBの政策ミスのリスクが高まっているとの声も聞かれる。

エネルギー株と防衛関連株が上昇。ロシアへの経済制裁の影響で大手銀行株の下げが強い。

航空株が下落。ウクライナ情勢の悪化を受けて下落している。EUやカナダがロシアからの航空機の受け入れを停止したほか、ロシアが36カ国の航空会社に対して領空通過を禁止した。

今後の動き リセッション可能性もある?

10年国債はイールドカーブがフラット化してきている。原油価格も上昇。今後のロシアとウクライナの情勢によって株価は変動する。

FRBの利上げ幅や回数が強気に出られない状況になっている。

今後は、リセッションを踏まえた投資を考えていかなければならない。

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