米国株式市場FOMC発表を受けて続落

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1/26(水)の株価

前日比(%)
日経平均27,011.33円-0.44
ダウ平均34,168.09ドル-0.38
S&P5004,349.93ドル-0.15
ナスダック13,542.12ドル+0.02
ラッセル20001,976.46ドル-1.38
米10年国債1.871+5.13
恐怖指数(VIX)31.96+2.57

26日米株式市場は、FOMC発表を受けて続落。ナスダックはプラス圏内に踏みとどまる。

S&P500MAP

26日の米国株式市場は、パウエル議長の発言後、株価は売りが強くなりダウ平均とS&P500指数はマイナス圏で終了。ナスダック指数は、わずかにプラス圏で終了となった。

26日FOMCの結果が発表され、3月の利上げ開始や早期のバランスシート縮小の可能性を示唆した。一部が想定していたほどタカ派ではなかった。しかし、その後のパウエル議長の会見を受けて、リスク回避の雰囲気が強まった格好となった。議長はバランスシート縮小に関して、積極的な姿勢を示すなど、想定よりはタカ派の印象が広がった。大幅利上げに関しても「金利変更の幅についてはまだ決定していない」と完全には否定しなかった。

今後の動き 株価が上昇するのは難しい局面

パウエル議長の発言から、FRBに積極的な利上げ開始に動く意向があり、早ければ次回会合で利上げを実施し、インフレ減速の兆しが見られるまでそれを続けることを示した。10年国債利回りが、急上昇している。

高まっている地政学リスクに関しては、在ウクライナ米大使館がウクライナに滞在する米国の民間人に対して利用可能な移動手段での即時退避の検討を促した。ロシアによる軍事行動の脅威が高まっているためだとしている。このため、原油価格が高騰してきている。

パウエル議長の想定よりもリスク回避が強い発言、長期国債利回り上昇、原油価格高騰、恐怖指数(VIX)の上昇の観点から、今後の株式市場の価格が上がりにくい状況となる。2月はアノマリーでも株価が上昇しにくい時期でもあり買いに入るのが難しい局面となる。

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