米株式市場連日続落、国債利回り高止まり

経済ニュース相場分析

1/6(木)の株価

前日比(%)
日経平均28,487.87円-2.88
ダウ平均36,236.47ドル-0.47
S&P5004,696.05ドル-0.10
ナスダック15,080.87ドル-0.13
ラッセル20002,206.37ドル+0.56
米10年国債1.725+1.98
恐怖指数(VIX)19.61-0.61

6日米株式市場は、開始時より株価一進一退するも終盤失速、連日下落。

S&P500MAP

6日の米株式市場は、ダウ平均、S&P500、ナスダックの3指数ともに続落。

前日のFOMC議事録を受けた下げは落ち着いているものの、買い戻すまでは力はなく、一進一退の動きが続きマイナス圏で終了した。

割高なソフトウェア銘柄や実績のない新規上場銘柄などの高リスク資産への打撃は大きい。

今後の動き

明日は米雇用統計、そして、来週からは10-12月期決算が始まるため注目してていく。

しかし、この先のニュースを見極めたいところだが、経済指標に関しては良いデータでも悪いデータでも、株式にとっては悪いニュースになる可能性がある。良いデータであれば、FRBの早期引き締めていき、悪いデータでも、よほどでなければ、FRBが進路を変える可能性は低い。景気の先行き不安も示し、株式市場にとってはマイナスとなっている。

現在の米株式市場はIT・ハイテク株を中心とした成長株に売りが強まり、逆に景気循環株が買われるローテーションの動きが顕著に見られている。市場からは、感染拡大への警戒感が落ち着けば、この動きは今年一杯続く可能性もある。特に銀行やエネルギー、産業、航空といったセクターへの期待値が高まっている。

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