サンタクロースラリー好調持続で4日連続株価上昇

経済ニュース相場分析

12/27(月)の株価

前日比(%)
日経平均28,676.46円+0.42
ダウ平均36,603.38ドル+0.98
S&P5004,791.19ドル+1.38
ナスダック15,871.26ドル+1.39
ラッセル20002,261.45ドル+0.89
米10年国債1.477-1.14
恐怖指数(VIX)17.68-1.56

株価4日続伸、S&P500は今年69度目の最高値更新

S&P500MAP

27日の米株式相場は4営業日続伸する。薄商いの中、大型ハイテク銘柄、GAFAM、テスターの株価が上昇し主要株価3指数が続伸する展開となった。

S&P500種株価指数は今年69度目の最高値を更新した。新型コロナウイルスの感染が拡大しつつある中でも、年末の株高見通しが意識された。

インフレ率の高止まりや引き締め方向の金融政策、新型コロナウイルスのオミクロン変異株による世界的な移動制限強化、景気減速懸念の増大など多くのリスクに向き合っている。

クリスマスシーズンに米国内で多くの国民が移動するが、航空会社の欠航が相次いでいる。新型コロナウイルスの感染拡大で航空会社のスタッフの人員不足に陥っているところに、寒波が更に追い打ちをかけている。このことにより、旅行関連銘柄の株価が下がる局面もあった。

今後の動き

年末のアノマリーとして、株式相場が年末にかけて上昇する。1969年以降、S&P500種株価指数はサ年末7日間に毎年平均1.3%上昇している。この期間は年末最後の5営業日と年明け最初の2営業日。

新型コロナの感染拡大は懸念されるが、米国での個人消費支出の意欲は強くワクチンのブースター接種や経口薬の効果を期待したい。

今週年末までは、大きな変動はなく株価は推移していく方向、株の売買は様子見となる。

コメント