【米国市況】S&P500種が4日続伸-原油の上昇落ち着き安心感

経済ニュース相場分析

10/19Bloombergニュースより

18日の米株式市場では、S&P500種株価指数が4営業日続伸。エネルギー価格の上昇が幾分落ち着いたことで、市場にやや安心感が広がった。

  1. 米国株、S&P500種が4日続伸-ダウ平均は下落
  2. 米国債は10年債が下落、利回り1.60%
  3. ドルほぼ横ばい-株上昇でリスクセンチメント改善
  4. NY原油先物は3日続伸-数年ぶり高値からは落ち着く
  5. 金スポット、小幅安-先物も0.15%下落

この日はS&P500種のほか、ナスダック100指数も4日続伸。先週は、堅調な企業決算と経済指標がエネルギー不足とサプライチェーンの混乱を巡る懸念に勝り、両指数は週間ベースで上昇していた。

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の9月の協調減産の順守率は115%と、過剰な減産となった。またロシアは欧州向けの天然ガスを引き続き限定的な供給量で維持する見通しで、商品価格を押し上げている。ただ原油相場がこの日の高値から離れたことで、インフレと政策引き締めに対する懸念がやや和らいだ。

S&P500種株価指数は前週末比0.3%高の4486.46。
ダウ工業株30種平均は36.15ドル(0.1%)安の35258.61ドル。
ナスダック総合指数は0.8%上昇。
10年債利回りが0.03%上昇の1.60%。
ドルは対円で0.1%上昇し1ドル=114円32銭。
NY原油1バレル=82.44ドル。
金は1オンス=1765.70ドル。

今後の動き

引用:S&P500MAP
引用:TradingView
引用:世界の株価

10/18の株価は、ハイテク株が上がりS&P500の移動平均線50日を超えたまま維持をしている。

VIX恐怖指数、10年国債も下がりこのまま上がっていってほしいが、原油価格が上がっていく方向であり、更にテーパリングによる調整が入らなければいいと思う。押し目を狙ってそのまま下落にならないように気を付けていきたい。

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