【米国市況】株下落し長期金利は1.6%に上昇、雇用統計後-原油80ドル

経済ニュース相場分析

10/9 Bloombergニュースより

9月の非農業部門雇用統計者数の伸びが市場予想をを下回り米国株式相場は下がり、国債利回りが上昇する形となった。

  1. 米国株は反落、予想下回る雇用統計受け、荒い値動き
  2. 米国債は続落、10年債利回りが6月以降初の1.60%突破
  3. 円が2年ぶり安値、カナダ・ドルは国内雇用統計と原油高で高い
  4. NY原油は続伸、80ドル突破-世界的エネルギー危機で供給不安
  5. 金スポットは上げ縮小、国債利回り上昇で

S&P500種株価指数とナスダック100指数は値動きの荒い展開の末、下落した。
S&P500種は前日比0.2%安の4391.34。
ダウ工業株30種平均は8.69ドル(0.1%未満)安い34746.25ドル。
ナスダック総合指数は0.5%低下。

引用yahoo経済指標カレンダーより

9月の米非農業部門雇用者数は前月比19万4000人増と、伸びが2カ月連続で予想を大きく下回った。今回の雇用統計が「金融当局のテーパリング計画を狂わせることはないとみるが、労働市場にまだ幾分スラック(たるみ)があることから、金融引き締めはまだまだ先だ」とみている。

米国債市場は、10年債利回りが上昇の1.61%。雇用統計発表後に、6月以降で初めて1.60%を上回った。

外国為替市場ではドルが大半の主要通貨に対して下落。円は対ドルで一時、2019年4月以来の安値となった。米雇用者数の伸びは2カ月連続で市場予想を下回ったが、テーパリングの時間軸には影響しないとの見方が広がった。

NY原油先物相場は続伸。2014年11月以来初めて1バレル=80ドルを上回る場面もあった。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」が供給をタイトに維持する中、世界的なエネルギー危機で需要が高まっていることが背景。

金スポット相場は上げ幅を縮小。米雇用統計が弱かったにもかかわらず、米国債利回りが上昇したことが背景。

10月今後の動き

9月の米雇用統計が予想よりも大きく下回る。そのため米国株式市場は反落となる。

S&P500マップも緑と赤が混在している状態ですね。

引用S&P500マップより
引用世界の株価より

VIXは下がり、国債の金利は上がり、原油は上がりここから上がる要素は感じられません。

ドル高傾向ドル積み立てもしておく。

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