投資信託の運用タイプ
【投資信託のタイプ】
- アクティブ運用タイプ
- インデックス運用タイプ
- バランス型タイプ
- 分配金タイプ
アクティブ運用タイプ
アクティブ運用とは、目安となる指数(ベンチマーク)を上回る成績を目指す運用スタイルのことです。運用のプロのファンドマネージャーと運用チームが市場や個別銘柄の調査、分析を行い、その結果をもとに銘柄を選定して運用します。
インデックスなどの市場平均以上のリターンを狙う。コストが高い。
インデックス運用タイプ
インデックス運用とは、日経平均やTOPIX、NYダウやS&P500など株価指数に連動した運用を目指す投資信託です。ファンドの運用対象はは目標となる株価指数に採用されているのとほぼ同じ銘柄群で構成され、組み入れ比率も指数への影響度に応じた割合となります。
市場平均リターンを狙う。極端に大きなリターンは期待できない。コストが安い。
バランス型タイプ
バランス型は、国内・先進国・新興国 の株、債券、不動産(REIT)にバランス良く分散投資をする。株式メインのファンドよりリターン率は下がるものの、分散投資によりリスクヘッジしているので、暴落時に大きく資産が目減りしない。
分配金タイプ
分配金タイプは、世界の債券やREITに投資して、毎月、分配金が出る運用。 必ずそうなるとは限らないが、基準価格が下落し続ける銘柄もあるので要注意。運用成果などによっては毎回払われるとは限らず、金額も変わる可能性があります。分配金の支払い原資は投資信託の資産ですから、その分だけ資産が減り、基準価額も下がることになります。
長期保有で複利運用するには適さない。
人気の投資信託
インデックスファンド
ニッセイ外国株式インデックスファンド
・・・MSCIコクサイに連動したインデックス
eMAXIS Slim米国株(S&P500)
・・・S&P500に連動したインデックス eMAXIS Slim
全世界株式(オール・カントリー)
・・・MSCIオールカントリーワールドインデックスに連動
楽天・全米株式インデックスファンド
・・・バンガード・トータル・ストック・マーケットETFに連動
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
・・・MSCI エマージングマーケットインデックスに採用されている新興国株式に連動
アクティブファンド
ひふみプラス
・ ・・国内外の株式に投資するアクティブファンド
楽天日本株4.3倍ブル
・・・国内の株価指数の先物取引を4.3倍でベンチマークしたファンド
バランス型タイプ
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
・・・国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内不動産(REIT)先進国不動産(REIT)の8資産に12.5%ずつ均等に投資する。ポートフォリオのリバランスを自動で行なってくれる
長期投資の初心者はインデックスファンドがおすすめ
インデックスファンドは、株価が上昇下落を繰り返しても、長期的に肩上りであればベンチマークに連動した運用利益を得ることができます。インデックスファンドには、つみたてNISAのファンドが多く運用している。つみたてNISAは、購入手数料は無料でまた管理費用も安く抑えられている。長期投資は、手数料が運用利益に大きな差となるため、手数料の安いインデックファンドが有利になります。
アクティブファンドは、ファンドの種類によって市場の変化によって期間ごとの運用にばらつきが出てしまいます。どのファンドを選ぶかが、いい成果を得られるかどうかの分かれ目になってしまうのです。
初心者にとっては、インデックスファンドのほうが選びやすいと思います。
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