12/7米国株式市場は反発。ナスダック主導で反発、AI巡る楽観で。

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12/7(木)の株価

 前日比(%)
日経平均32,858.31円-1.76
ダウ平均36,117.38ドル+0.17
S&P5004,585.59ドル+0.80
ナスダック14,339.99ドル+1.37
ラッセル20001,868.25ドル+0.87
米10年国債4.151+0.90
恐怖指数(VIX)13.06+0.69

7日の米国株式市場は3指数共に反発。ナスダック主導で反発、AI巡る楽観で。

7日の米国株式市場は3指数共に反発。

今週に入って米株式市場はやや上値が重くなっているが、11月からの急上昇がやや行き過ぎとの指摘が出ているほか、来年の米利下げ期待も行き過ぎとの見方も多い。今週は弱い雇用指標が相次ぎ、米国債利回りも低下していたが、米株式市場の反応は限定的で、明日の米雇用統計の結果を待っている。

「今週は一連の雇用指標が投資家の注目の的となっている。きのう発表されたADP統計は雇用者数の増加が予想を下回った。火曜日に発表された米求人件数は2021年3月以来の低水準に落ち込んだ。問題は、明日発表の米雇用統計が同様の冷え込みを示すかどうかだ」といった声も聞かれる。

非農業部門雇用者数(NFP)は18.3万人増が予想され、失業率は3.9%が見込まれている。NFPは前回よりも増加幅が拡大する予想ではあるが、それが予想を下回り、特に失業率が4%台に上昇するようであればインパクトは大きい。

ナスダックの上げについては、アルファベット<GOOG>とAMD<AMD>の上昇が全体をけん引した。AMDは前日に新AI向けチップ「MI300」シリーズを発表し、アルファベット傘下のグーグルは最新AIモデル「ジェミナイ」のリリースのニュースが伝わっていた。前日は両銘柄とも反応薄だったが、アナリストからの高評価も出る中で、改めて注目した模様。その動きを見て、他のIT・ハイテク株にも買いが広がり、年初に見られていた、ちょっとしたAI相場が復活していた印象だ。ただ、本格的ではないとは思われる。

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