50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
5/3(火)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 休場 | |
ダウ平均 | 33,128.79ドル | +0.20 |
S&P500 | 4,175.48ドル | +0.48 |
ナスダック | 12,563.76ドル | +0.22 |
ラッセル2000 | 1,898.85ドル | +0.85 |
米10年国債 | 2.979 | -0.30 |
恐怖指数(VIX) | 29.25 | -9.55 |
5月2日の米国株式市場は3指数共に続伸。FOMC発表控えて様子見。
3日の米国株式市場は、3指数共に続伸。
市場は、前日終値を挟んでの上下動に終始した。取引開始前までに発表になった決算が冴えない内容が多かったこともあり上値は重かったものの、一方で全体的に明日のFOMCの結果待ちの雰囲気が強かった。
市場は明日のFOMCでの0.5%の大幅利上げを確実視しているが、それ自体はすでに織り込み済み。短期金融市場では6月、7月も連続で大幅利上げを見込む動きが出ており、そのうちの1回は0.75%の利上げとの見方も強まっている状況である。今回もFRBは引き締めに積極的な姿勢を示してくるものと思われるが、ウクライナ情勢や中国ロックダウンの影響も警戒される中で、どの程度まで積極的なのかを見極めていく必要がある。
CMEがFF金利先物の取引から算出しているFEDウォッチでは、今回の0.50%利上げをほぼ100%、そして、6月の0.75%の利上げ確率を95%で織り込んでいる状況。明日のFOMCが市場の期待を追認する内容になるか注目される。そうなれば株式市場の反応も警戒されそうだ。
市場からは、FRBはインフレに対して遅れを取っており、事態が減速し始めなければ、もっと積極的に動く必要があるだろうとの声もある。
銀行株の上げが目立った。特段の買い材料は見当たらないが、アナリストがモルガン・スタンレー(MS)やJPモルガン(JPM)といった一部の大手銀の投資判断を「買い」に引き上げた。株価は30%前後かそれ以上の上昇余地があるとの見方を示している。
旅行レジャー株が下落。FRBの積極利上げや、ロックダウンによる中国経済の減速およびサプライチェーン問題の深刻化で景気後退への警戒感が旅行レジャー株を圧迫。オンライン旅行のエクスペディア(EXPE)が夏季休暇シーズンに向けた力強い需要回復を期待させる決算を発表していたが、株価は逆に大幅安となっていた。
ファイザー(PEF)が上昇。決算を発表しており、ワクチン及び経口薬の通期の売上高見通しを据え置いた。これまで同社は四半期ごとに見通しを上方修正していたが、今回の据え置きに市場からは、新型ウイルス向け医薬品の成長が鈍化していることを示しているとの見方も出ている。ただ、1株利益、売上高とも予想を上回ったこともあり、同社株は堅調に推移。
半導体のウエスタンデジタル(WDC)が大幅高。投資会社のエリオットが同社のハードディスクドライブとNANDフラッシュメモリの事業分割を行うことにより創出できる価値について、全面的な戦略見直しを行うよう要請する書簡を同社の取締役会に送付した。
日用品メーカーのクロロックス(CLX)が決算を受け上昇。コスト上昇を背景に通期見通しを下方修正していたものの、1株利益、売上高とも予想を上回ったことで安心感が広がった模様。
通信機器のアリスタネットワークス(ANET)が決算を受け下落。1株利益、売上高とも予想を上回り、強い需要を示唆したものの、購入契約数増加に伴い、当面はサプライチェーン問題が利益率に影響を及ぼすとの懸念も高まった。
AT&T(T)に買いが強まる場面が見られた。瞬間的に19.68ドルまで上昇。同社は急速に進むインフレに対処するため、携帯電話サービスプランの値上げに踏み切ると伝わった。
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