4/5米国株式市場は下落。バランスシート縮小発言を受けて。

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4/5(火)の株価

前日比(%)
日経平均27,787.98円+0.19
ダウ平均34,641.18ドル-0.80
S&P5004,525.12ドル-1.26
ナスダック14,204.17ドル-2.26
ラッセル20002,046.04ドル-2.36
米10年国債2.556+6.73
恐怖指数(VIX)21.03+2.46

4月5日の米国株式市場は3指数共に下落。バランスシート縮小発言を受けて国債利回り上昇しハイテク銘柄は下落する。

S&P500MAP

5日の米国株式市場は3指数共に下落で終了する。ブレイナードFRB理事の発言でバランスシートを5月にも急速なペースで縮小との発言に反応した。

5月のFOMCについては、大幅利上げの可能性はすでに織り込まれていたが、バランスシート縮小についてはどうするか意見が分かれていた。本日、FOMC議事録の公表が予定され、その内容が注目される。

米債券市場ではブレイナード理事の発言を受け、国債利回りが上昇した。

国債利回り上昇は、ハイテク銘柄には重荷となり、IT・ハイテク株など成長株への売りが強まり、ナスダック指数は2%を超える下落となった。

ウクライナ情勢については、ロシア軍の市民への虐殺したとのことでEUがロシアに対する追加制裁を計画している。ロシアの石炭の禁輸を検討のほか、ロシアからのトラックと船舶の大半の入国禁止を提案している。石油や天然ガスへの制裁は現時点では予定していない。

市場はさらなるインフレ高につながるコモディティー(商品)価格の上昇を招いているウクライナ危機にも引き続き注目している。

ただ、市場から短期的には、年初からの急激な売りとなっていた、IT・ハイテク株などの成長株を中心に魅力的なエントリーポイントがあると発言している。

ツイッター(TWTR)がきょうも株価が上昇している。イーロンマスク氏がツイッター株を9.2%取得し、筆頭株主になったことが明らかとなったが、ツイッター社はマスク氏を取締役に指名したことが米証券取引委員会(SEC)への提出文書で明らかとなった。

クルーズ船運航大手カーニバルクルーズ(CCL)も2.4%上昇。週間の予約が過去最高を記録した。

格安航空会社スピリット航空(SAVE)は22.5%の大幅高。同業ジェットブルー・エアウェイズ(JBLU)が買収提案を行ったとの報道が材料になった。

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