50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
1/31(月)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 27,001.98円 | +1.07 |
ダウ平均 | 35,131.86ドル | +1.17 |
S&P500 | 4,515.55ドル | +1.89 |
ナスダック | 14,239.88ドル | +3.41 |
ラッセル2000 | 2,028.45ドル | +3.05 |
米10年国債 | 1.780 | +0.50 |
恐怖指数(VIX) | 24.83 | -10.23 |
31日米株式市場は、3指数共に続伸。ナスダックは2営業日連続3%上昇。1月としての過去最高の下落率回避。
1月最後の31日の米国株式市場は、3指数共に続伸する展開となった。
ナスダックは先週末までに10%下落しているが、市場からは米株式市場への下値不安は根強く、今日の上昇はあくまで月末のリバランスでIT・ハイテク株中心に買い戻しが入った。ナスダックは2営業日連続3%超の大幅高となった。
1月相場はその年の相場を占うとも言われているが、FRBの急速な利上げやウクライナ情勢が圧迫し、IT・ハイテクなど成長株中心に売りが強まった。金利先高観が強まる中で、将来の期待キャッシュフローを現在価値に割り引く形で株価を形成していた成長株は、金利上昇によってその割引率が高くなることから、現行水準は割高と判断されて大きく売りが入った。
今後の動き 連日上昇は本物か?騙しか?
米株式市場は1月3日の最高値から急速に調整しており、一段と買い時になったように見えるが、金利上昇を考慮すれば、十分に下げてはいないとの見方もされている。
10-12月期の決算シーズンはまだまだ続くが、S&P500企業の3分の1が決算を発表。そのうちの77.4%がアナリストの予想を上回る利益を計上していた。しかし、サプライチェーン問題などの懸念も同時に示しており、見通しには慎重な内容も多い。全体的に株価は冴えない反応が多く見られている。
今週はアルファベット(GOOD)やアマゾン(AMZN)、メタ・プラットフォームズ(FB)といった大手IT企業の発表が予定されている。決算に対する株式市場の反応が注目される。
ネットフリックス(NFLX)は、決算発表後大きく株価を下げたが急反発となった。アナリストの投資判断引き上げが伝わっており、「中立」から「買い」に引き上げた。
テスラ(TSLA)も決算発表後に大きく株価を下げたが、アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、急反発している。
2月は、アノマリーとして株式市場は良くないとされている。長期国債の利回りが高止まり、恐怖指数(VIX)が低下してきている。連日の上昇は本物か騙しかは今週の雇用統計などの経済指標と個別の決算発表を踏まえてみていく必要がある。
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