株って何を買えばいいの?

投資信託

つみたてNISA・iDeCoから始めよう

証券口座を開設してもまず何を買えばいいのか迷う方が多くいると思います。

初心者が、突然何万社もある個別株を買うには銘柄を見極める必要があり、毎日相場の上がり下がりで仕事が手につかなくなり夜も眠れなくなって精神的に参ってしまうことになる。

そのため、初心者のスタートは、つみたてNISAとiDeCo(イデコ)をお勧めします。

つみたてNISA・iDeCoはお勧めなのか?

つみたてNISA(少額投資非課税制度)、iDeCo(個人型確定拠出年金)という制度で、通常株式は、売った利益に20%の税金が掛かってしまうが、この2つの制度には、税金がかからない。

つみたてNISAは、年間40万円までの投資で20年間非課税枠として運用することができる。

iDeCoは、60歳まで投資した金額が原則引き出せない規約はあるが利益の非課税とさらには所得控除の対象にもなる。

つみたてNISAとiDeCoは、金融庁が設定している、長期積立でリスクを抑えた分散投資に適した銘柄になっている。

つみたてNISAとiDeCoどちらから始めたらいいの?

始めるのは、どちらからでも大丈夫です。併用することもお勧めです。

60歳までは、使わなくても大丈夫な資金があればiDeCoを選択して、資産運用はしたいが家を買うお金や子供の学費など必要な資金が必要なら、いつでも解約できるつみたてNISAを選択する。

どんな銘柄を選べばいいの?

つみたてNISA

つみたてNISAの銘柄は、ノーロード(購入手数料)が掛からないため毎日、毎年、一括でも購入することができる。管理費用は、安く抑えられているが銘柄によって異なる。100円から購入ができる。

楽天証券ランキング1位、2位、3位
1位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)管理費用:0.0968%
2位 楽天・全米株式インデックス・ファンド 管理費用:0.162%
3位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)管理費用:0.1144%

SBI証券ランキング1位、2位、3位
1位 SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド管理費用:0.0938%
2位 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)管理費用:0.0968%
3位 SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド管理費用:0.0938%

2つの証券会社ともに首位を独占しているのが、S&P500米国株式となっている。
この銘柄は、GAFAMと言われているアップルやアマゾンといった企業が投資信託の1部に組み込まれている。その割合も一定ではなくリターン(利益)を得られるように銘柄の構成を変えている。

全世界株式に関しても、アメリカの比率が6割弱組み込まれている。

現在は、米国株式が一番といわれているが、20年間ずっと最強とは限らない。
そのため、米国株式か全世界株式は好みの問題に分かれてしまう。

2つの証券会社ならこの上位に入っている銘柄をお勧めする。

iDeCo

iDeCoは、元本が保証されている定期貯金・保険タイプと元本が変動する投信信託タイプがあります。

iDeCo運用方法は3つのタイプの銘柄があります。

  1. 定期貯金:元本は減らずに定期貯金できて節税ができる
  2. インデックスファンド:株式で信託報酬を抑えた銘柄。
  3. バランス型ファンド:国内外の株式や債券などに分散投資できる。
引用:年金積立金管理運用独立行政法人より
引用:年金積立金管理運用独立行政法人より

上の表は、現在日本の年金運用の割合を示したポートフォリオになります。
国内と海外の株式債権を4等分でポートフォリオを組んでいます。

引用:マネックス証券

投資の方針によって選ぶ銘柄は、変わってきます。また、選ぶ証券会社によっても選べる銘柄が異なってきますが、迷うなら「つみたてNISA」と同じ銘柄を選ぶのがわかりやすいと思います。

運用手数料のかかると、元本確保型の定期貯金型や利回りの低い債券などは利益よりも運用手数料でマイナスになる可能性があります。しかし、所得控除を受けることができるのでリスク投資が苦手な方は元本確保型の選択するのもいいと思います。

まずは、つみたてNISAやiDeCoを始めてみることをお勧めします。

口座開設方法はこちらを参考にしてください。

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