50才から始める米国株式投資初心者の資産運用
6/7(火)の株価
値 | 前日比(%) | |
日経平均 | 27,943.95円 | +0.10 |
ダウ平均 | 33,180.14ドル | +0.80 |
S&P500 | 4,160.68ドル | +0.95 |
ナスダック | 12,175.23ドル | +0.94 |
ラッセル2000 | 1,919.56ドル | +1.57 |
米10年国債 | 2.979 | -2.30 |
恐怖指数(VIX) | 24.02 | -1.05 |
7日の米国株式市場は3指数共に続伸。米10年国債利回り低下でIT・ハイテク銘柄買い戻し。
7日の米国株式市場は、3指数共に続伸となる。
市場は、開始は下落から始まった。前日は米国債利回りの急上昇でIT・ハイテク株など成長株中心に戻り売りが強まり、上げを維持できなかったが、序盤まではその流れが続いた。前日急上昇していた米国債利回りが低下しており、利回りに敏感なIT・ハイテク株など成長株に買い戻しが入った。
市場は日替わり相場の様相も見せている。FRBが積極利上げ実施してもリセッション(景気後退)に陥ることはないとの楽観的な見方の一方で、インフレ進行と利上げによる需要の冷え込みを心配する声も強い。悲観はしていないが、成長に対する下振れリスクは高まっている。押し目買いよりも、戻り売りを出したい雰囲気だとの声もある。
米10年国債利回りが3%を割り込んだ。株式相場は今週、米国債市場を非常に注視している。株式相場が示唆するほど3%の水準が重要であるのか定かではないが、今週は米金融当局者の発言が予定されておらず、消費者物価指数(CPI)も10日に発表される。株価は、全体的に方向感のない展開が続いており、もう一段のリバウンドがあるか、次のアクションを待ちたい雰囲気も強まっている。
きょうは小売株の下げが目立った。ディスカウントストアのターゲット(TGT)が取引開始前に5-7月期(第2四半期)のガイダンスを公表し、営業利益率の見通しを下方修正した。この発表を受けてウォルマート(WMT)など他の小売り株も連れ安となっている。
コインベース(CUIN)やマラソン・デジタル(MARA)など仮想通貨関連株が下落。仮想通貨の相場動向に左右される展開が続いているが、ビットコインが一時3万ドルを割り込んでおり、関連株も売りが強まった。
エクソンモービル(XOM)やシェブロン(CVX)といったエネルギー株が上昇。原油相場に買いが強まっており、WTIは120ドル台に上昇した。きょうは米大手金融から原油相場の見通しの上方修正も伝わっている。在庫正常化には更なる需要減が必要との見解や、EUによるロシア産原油の禁輸が原油価格を下支えすると指摘している。
IT・ハイテク株も上昇。アップル(AAPL)は、携帯電話やタブレット、カメラの充電端子の規格統一化で欧州連合(EU)加盟国と議員が合意したことを受け、2024年までに欧州で販売するiPhoneの充電器端子を変更する必要が出てきたものの、株価は上昇した。
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