米国株はじめたい

投資信託

経済の中心は、米国

基軸通貨とは? 世界で最も取引に利用され、各国通貨の価値の基準として用いられる通貨は 「米ドル」である。米ドル(USD)は基軸通貨と呼ばれ、世界中の輸出入取引で利 用されている。

通貨全体の上 位 3 通貨が圧倒的なシェアを持ち、米ドル 43.8%、ユーロ 15.6%、日本円 10.8% とおよそ 7 割を占めている。以下、英ポンド 6.4%、豪ドル 3.5%、スイスフラ ン 2.6%、カナダドル 2.4%となっている。

米国株指数は上がり続けている

史上最高値を年々更新し続ける、米国株指数への注目が高まっています。米国株に投資をしたいと思っても、米国株市場に上場する銘柄は6,000以上あります。日本の証券会社でも、半数以上の銘柄が購入できます。

米国株のメリットとは

  1. 1株から買える
  2. 長期的に値上がりし続けている
  3. 3ヶ月に一回配当がもらえる(年4回配当)
    日本のような株主優待制度はない

米国株の上手な買い方

米国ETFを買う

米国ETFとは、Exchange Traded Foundの略で、「上場投資信託」のことです。
未上場の投資信託はリアルタイム売買はできませんが、ETFは上場している株式と同じようにリアルタイムで売買で来ます。

S&P500に代表される米国の指数をはじめ、さまざまな指数が機関投資家やファンドのベンチマークとして運用されることが多いとされています。

米国ETFがおすすめの理由

米国株のETFはいくつかの種類があり、多くが何かしらの指数と連動するように作られています。そのうちの一つである、S&P500との連動を目指した「バンガード・S&P500ETF」を1銘柄購入すれば、米国株500株に低コストで分散投資ができます。

投資信託よりETFの方が、信託報酬が安い。
しかし、配当は投資信託では再投資されるが、ETFは配当がドルで入金され自分で再投資する必要があるのがデメリットとなる。

米国のETFは日本円で購入できる?

米国のETFは日本円で購入することが可能です。口座を開設している証券会社を通じて、日本時間の取引時間内でいつでも購入することができます。したがって、ドルに変換する手数料を気にすることなく、日本円での取引を行うことができる点はメリットといえるでしょう。

ただし、全ての米国ETFを日本円で買うことができるわけではなく、あくまでも限られた銘柄となる点には注意が必要です。

米国ETFは円とドルのどちらで購入すべきか

資産の分散という意味では、円だけではなくドルを持つこと選択肢もあります。日本円とドルで資産を分けることで、売買の都度発生する為替手数料を気にする必要もありません。ドルで購入し、その後の様子を見て取引を行うとよいでしょう。

米国ETF投資におすすめの証券会社

SBI証券の米国ETF投資

SBI証券の米国ETF投資における魅力は、住信SBIネット銀行との外貨入出金サービスを使うと、為替コストが安くなる点です。

他の証券会社では日本円から米ドルへの為替手数料は25銭程度かかるが、住信SBIネット銀行の米ドル為替コストは4銭と割安になっています。

住信SBIネット銀行を使えばSBI証券への入出金も無料になるので、SBI証券で米国ETF投資を始めるなら住信ネット銀行での口座開設も同時に申し込むとよいでしょう。

米国ETF(アメリカETF)の3つの特徴

ここでは、米国ETFの特徴を分かりやすいよう3つの項目に分けて紹介します。

・リアルタイムで取引できる

米国ETFは、中身は投資信託でありながら、米国株式市場に上場しています。上場企業の株式と同じように価格の変動を見ながら、株式市場でリアルタイムに売買できます。

一般の投資信託の場合、取引価格は1日1回夜に確定する基準価額が適用されます。注文を出した時点では約定代金がいくらになるか分からない投資信託に比べて、その場で約定価格を知りたい人にもETFはおすすめです。

・リスクを分散できる

ETFは、株価指数を構成する数多くの銘柄をポートフォリオに組み入れた平均値でできています。そのため、1つの銘柄に投資する場合よりもリスクを分散できるというメリットがあります。

投資の基本は分散投資ですが、投資を始めたばかりの少額ではそれほど多くの分散を行うことはできません。また投資の知識がなくても、専門家による采配でリスク分散投資ができる便利な商品です。

・低コストで運用できる

米国ETFは、経費率(投資信託でいう信託報酬)が低価格に設定されています。一般的な投資信託の信託報酬と比べても、米国ETFの経費率は安い傾向があります。

この経費率は、ETFを保有する期間中、継続的に発生するコストです。できるだけ安いというのは大きなメリットになります。

米国株のETFを選ぶときの3ポイント

では、そのように多くの米国ETFの中から、どの銘柄を選んだらよいのでしょうか。ポイントを3つに分けて紹介します。

・経費率は安いか

分散することを目的としてETFを選ぶ投資初心者の場合、利益や利回りを狙わない分、注意するべきポイントはコストとなります。そのため、米国ETFの主なコストとなる経費率が安い銘柄を選ぶことが重要です。為替手数料など国内株式にはないコストも発生することに注意が必要です。

・流通量は多いか

ETFのメリットの一つに、価格変動を見ながらリアルタイムで取引できる点があります。このメリットを最大限生かすために大切なのは、日々の出来高が多い銘柄を選ぶことです。出来高が少ないと、思いどおりのタイミングで取引できないケースもでてきてしまいます。

おすすめETF3

「バンガード米国高配当株式ETF」(VYM)

高い配当利回りの銘柄で構成されている指数への連動を目指したETF

「バンガードS&P500ETF」

米国株式市場のパフォーマンスを表すベンチマークとして知られているS&P500に連動することを目指したETF

「SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF」(SPYD)

S&P500指数銘柄のうち、高配当銘柄を中心に採用している指数への連動を目指したETF

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