5/2米国株式市場は続落。米求人件数が減少、銀行株が下落。

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5/2(火)の株価

前日比(%)
日経平均29,157.95円+0.12
ダウ平均33,684.53ドル-1.08
S&P5004,119.58ドル-1.16
ナスダック12,080.51ドル-1.08
ラッセル20001,732.10ドル-2.10
米10年国債3.433-3.76
恐怖指数(VIX)17.78+1.70

2日の米国株式市場は3指数共に続落。米求人件数が減少、銀行株が下落。

2日の米国株式市場は、3指数共に続落。

朝方発表の3月の米求人件数が959万件に減少。2カ月連続で1000万件を下回ったことで、市場はネガティブな反応を強めている。IT・ハイテク企業中心に大幅な人員削減が打ち出される中、求人件数も減少が続いている。今週は金曜日に米雇用統計が発表されるが、警戒感も出ていたようだ。

明日のFOMCでの利上げ期待に変化はないが、短期金融市場では6月以降の利上げの可能性が低下している。米株式市場にとっては追い風かもしれないが、景気の先行き不透明感を示す内容でもあり、今回はネガティブな反応を見せている模様。

また、地銀を始めとした銀行株が下落したことも雰囲気を悪化。パックウェスト<PACW>とウェスタン・アライアンス<WAL>がそれぞれ大幅安となっており、他の銀行株の売りも誘発されている。SPDR・S&P地銀ETF<KRE>も6%安。特段の売り材料は見当たらないが、銀行に対する市場の懸念は根強いようだ。

そのFOMCだが、明日の現地時間の午後に結果が発表され、0.25%ポイントの利上げが確実視されている。ただ、市場の関心は6月以降に移っており、そのヒントを探る会合になりそうだ。一部からは、「今回の利上げが引き締めサイクルの最後の利上げになる」との声も聞かれる。一方で、「FRBは6月FOMCまでに経済データが予想通りでなかった場合に備えて、オープン姿勢を維持したいと考えるだろう」とも述べている。

米地銀株に売り、パックウエスト一時42%安-次の破綻に疑心暗鬼

  • ファースト・リパブリック問題決着を受けた安心感は短命に
  • KBW銀行指数は一時5.6%安と、3月13日以来の大幅安
A Pacific Western Bank branch in Los Angeles, California, US, on Friday, March 10, 2023. 
A Pacific Western Bank branch in Los Angeles, California, US, on Friday, March 10, 2023.  Photographer: Eric Thayer/Bloomberg

2日の米株式市場で地銀株が下落。パックウエスト・バンコープが一時42%安、ウエスタン・アライアンス・バンコープが一時27%安となり、他の銀行株にも売りが広がった。

KBW銀行指数は一時5.6%安と、3月13日以来の大幅安。ウェルズ・ファーゴやシティグループ、バンク・オブ・アメリカ(BofA)、ゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレー、JPモルガン・チェースの大手6行も安い。

他の地銀株ではザイオンズ・バンコープ、コメリカ、キーコープ、イースト・ウエスト・バンコープ、トゥルイスト・ファイナンシャルも下落している。KBW地銀指数は一時7%下げた。

オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「ウォール街は次に救済が必要な銀行はどこかと疑心暗鬼になっており、他の地銀が売りの対象になりやすくなっている」と指摘。「JPモルガンによるファースト・リパブリック買収で銀行セクターが落ち着きを取り戻したのは1日だけだったようだ。緊急融資プログラムが要らなくなる明確な兆しが見えるまで、地銀株は引き続き脆弱(ぜいじゃく)な印象だ」と語った。

ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ハーマン・チャン氏は「ファースト・リパブリック問題の決着は良い兆候だが、地銀全体の信頼性欠如に対する明確な解決策は得られておらず、規制当局や政府からのより総合的な対応が必要かもしれない」と指摘した。

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