12/19米国株式市場は続落。FRB利上げスタンス見極め。

経済ニュース相場分析

50才から始める米国株式投資初心者の資産運用

12/19(月)の株価

前日比(%)
日経平均27,237.64円-1.05
ダウ平均32,757.54ドル-0.49
S&P5003,817.66ドル-0.90
ナスダック10,546.03ドル-1.49
ラッセル20001,738.58ドル-1.41
米10年国債3.594+2.63
恐怖指数(VIX)22.42-0.20

19日の米国株式市場は、3指数共に続落。FRB利上げスタンス見極め

19日の米国株式市場は、3指数共に続落。

先週のFOMCでFRBのタカ派姿勢が予想以上に強かったことから、米株式市場は景気後退への警戒を強めている。

週明けの米株式市場は週末にクリスマス休暇が控えていることもあり、その動きは一服していた。しかし、買い戻しを強める雰囲気もなく、IT・ハイテク株は依然として売りが続く中で、米株式市場は上値の重い雰囲気が続いている。

厳しいマクロ環境を警戒して、市場からは企業業績への懸念を示す声も多く聞かれ、アナリストからは業績見通しの下方修正が相次いで出ている。インフレや利上げについてはある程度、着地点が見えて来たものの、企業業績についてはまだ、市場は十分に織り込んでいないという。

ただ、そのような中でも一部からは楽観的な見方も出ている。「FRBの最近の発言を受けて、投資家はまだハラハラしている。しかし、市場は金利上昇による景気後退の恐れを過去のものとし、代わりにインフレがピークに達し、FRBの引き締めにある程度の余裕を持てるようになる投資家が出るかもしれない」といった声や、「2月、3月の追加利上げが想定されるが、今回の利上げサイクルの90-95%は終了していると考える。床が設定されたようなもので、最悪の事態は確実に去りつつある」といった声も聞かれた。

コメント