4/18米国株式市場は反落。決算発表控え、方向感つかめず。

経済ニュース相場分析

50才から始める米国株式投資初心者の資産運用

4/18(月)の株価

前日比(%)
日経平均26,799.71円-1.08
ダウ平均34,411.69ドル-0.11
S&P5004,391.69ドル-0.22
ナスダック13,332.36ドル-0.14
ラッセル20001,990.13ドル-0.74
米10年国債2.859+1.09
恐怖指数(VIX)22.17-2.33

4月18日の米国株式市場は3指数共にマイナス圏内で終了。

S&P500MAP

18日の米国株式市場は、3指数共に前週末終値とほぼ変わらなマイナス圏内で終了する。

今日の取引開始前に決算発表したバンク・オブ・アメリカ(BAC)が好決算を発表した。序盤は反発して始まったものの、直ぐに戻り売りに押され、連休前付近を挟んで上下動した。終盤になって下げ幅を広げて終了する展開となった。

FRBによる積極的な引き締めへの警戒感は根強い。今週はパウエルFRB議長がIMF主催のパネルに参加するが、そこで0.50%の大幅利上げへの可能性を強調すると見られている。FOMCメンバーは来週から、5月のFOMCを前に、それぞれが発言を控えるブラックアウト期間に入る。今週のIMFのイベントはその前の最後の発言の機会となる。

すでに議長は大幅利上げの可能性に言及しており、市場も織り込んでいるが、その内容は注目される。FRBが、量的引き締め(QT)やFF金利は大幅に上昇を実施して米景気後退を招かずにインフレを下げることができるか、今後2年間で景気が縮小する確率(リセッション)は約35%あると予想も一部出ている。

今週から決算が本格化する。市場は、ガイダンスの中で企業が高騰するコストにどのように対処するかについてのコメントに細心の注意を払っているようだ。先週はS&P500企業の7%が発表したが、その77%は予想を上回る1株利益を発表し、決算シーズンはまずまずのスタートを切った。現段階の予想ではS&P500企業で5%の増益が見込まれている。

その他のニュース

上海でのロックダウンから生産再開へ

新型コロナウイルス感染拡大でロックダウン(都市封鎖)の続く上海市は、同市で生産する企業向けに再開計画を公開した。ロックダウンはサプライチェーンを混乱させ、中国経済に打撃を与えている。市当局の計画によると、企業は従業員が働く現場を職住一体とし、定期的に検査するクローズド型管理の計画を立てる必要がある。生産再開の日程表は示していない。上海には米テスラなど多くの企業が生産拠点を置いている。

テスラ(TSLA) 1004.29(+19.29 +1.96%)2022/4/18

マスク氏が批判

米ツイッターに買収案を提示したイーロン・マスク氏は、同社取締役会の経済的利益は株主と一致していないと批判。ツイッターはこれより先、敵対的な買収提案に対する防衛策「ポイズンピル(毒薬条項)」を採用した。マスク氏はポイズンピル計画について、自身だけでなく「他の潜在的な買収提案者への懸念」を色濃く示しているかもしれないと指摘。関係者によると、ツイッターはテクノロジー業界に特化したプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社のトーマ・ブラボーを含め、他の買い手候補も模索している。

ツイッター(TWTR) 48.45(+3.37 +7.48%)2022/4/18

コメント