3/25米国株式市場はダウ平均、S&P500続伸。

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3/25(金)の株価

前日比(%)
日経平均28,149.84円+0.14
ダウ平均34,861.24ドル+0.44
S&P5004,543.06ドル+0.41
ナスダック14,169.30ドル-0.16
ラッセル20002,077.98ドル+0.12
米10年国債2.479+4.35
恐怖指数(VIX)20.81-3.97

25日の米国株式市場は株価荒い値動き。終盤押し目買い先行してダウ平均とS&P500続伸。ナスダックはマイナス圏内

S&P500MAP

25日の米国株式市場は、ダウ平均とS&P500指数は続伸。ナスダック指数はマイナス圏内で終了する展開となる。

今日の市場は、序盤は買いが先行するものの伸び悩み、一時マイナスに転じる。引けにかけて買い戻しがあったが、ナスダック指数は伸び悩んだ。特に情勢に変化はなく、株式市場はウクライナ情勢とインフレ高騰および、それに伴うFRBのより積極的な利上げに頭を悩ませている。短期金融市場では年内にさらに2.00%の利上げを織り込む動きが見られており、米国債利回りも上昇が続いている。

市場からは「タカ派なFRBやスタグフレーション懸念にもかかわらず、代わるものがないと考える人が多く、株式は上昇している」との見方もある。

米経済に弱さは見られず、雇用の伸び力強いと認識されておりFRBの積極利上げやサプライチェーン問題で景気の先行き不安を消している。

米国債利回りの上昇を受けて金融銘柄が上昇している。一方、IT・ハイテク株が下落している。

今後の懸念材料

サウジアラムコの施設に対するドローン攻撃が伝わり、原油と石油資源国通貨が上昇した。欧州連合(EU)はロシア産供給への依存を低下させる方法について議論を続けている。サウジアラビアのエネルギー資産が攻撃を受けたことも材料視された。

サウジアラムコ施設への攻撃は短期的な運営上の混乱を引き起こす可能性が高く、サウジの供給が一時的に減少する可能性があると指摘。

原油価格の高騰は、景気やインフレへの更なる加速が懸念される注意深く見ていく必要がある。

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