今週は下落からのスタート

経済ニュース相場分析

12/20(月)の株価

前日比(%)
日経平均27,937.81円-2.13
ダウ平均34,932.16ドル-1.23
S&P5004,568.02ドル-1.14
ナスダック14,980.94ドル-1.14
ラッセル20002,139.87ドル-1.54
米10年国債1.426+1.33
恐怖指数(VIX)22.87+6.03

12/20株式市場開始時より大幅下落、徐々に買い戻し

S&P500MAP
引用:TradingView

20日の米国株式市場は、主要株価3指数が下落する展開で終えた。

週末に各国のオミクロン変異株の感染者が急増しているとして景気回復を阻害する可能性が懸念された。

今後の動き

S&P500指数のテクニカル的に50日移動平均線を下回っきている。

市場開始時より大きく下落したが、下げを渋って終了時買い戻しがあった。

下落の原因は2つの問題が懸念されている。

欧州でオミクロン株を中心とした感染が再拡大していることで、クリスマス商戦への懸念が強まっている。市場からは欧州で起こっていることは、米経済への影響も懸念されている。 

バイデン政権が公約に掲げた経済施策の法案が、可決に暗雲が立ち込めていることも悪い材料になっている。米民主党議員が、同法案を支持しないと表明。反対理由としてインフレ懸念を挙げていた。上院では議席数が与野党拮抗しており、民主党議員が一人でも反対に回ると法案は可決できなくなる。

全面安の展開の中、航空株や旅行レジャー関連が下落したほか、太陽光や水素など再生可能エネルギー関連株も下落。IT・ハイテク株の下げも依然として止まらない状況で、ナスダックは一時2%超下落した。

今週は、相場の変動は大きくなる株の売り買いは様子見となる。

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