今週の株式相場は乱高下、最終日は下落

経済ニュース相場分析

12/17(金)の株価

前日比(%)週間比(%)
日経平均28,545.68円-1.79-0.4
ダウ平均35,365.44ドル-1.48-0.1
S&P5004,620.64ドル-1.03-0.6
ナスダック15,169.68ドル-0.07-2.3
ラッセル20002,173.93ドル+1.00-3.2
米10年国債1.411-1.07-11.8
恐怖指数(VIX)21.65+5.15-0.9

今週の米国株式相場は全ての指数下落

S&P500MAP

FOMCの金融引き締めに舵を切ったこと、オミクロン変異株の感染拡大が株価を下げる要因となった。

今週は、株価の上げ下げの変動が大きく、ハイテク銘柄の多いナスダック指数は、一日の中の動きだけでも±1%以上の変動が起きている。

17日の株式相場は下落方向へ推移する。ダウ平均、S&P500、ナスダック、の3指数下落の展開となった。

今後の動き

世界的にインフレ加速が強く、各国の中央銀行の金融引き締めの報道が出ている。但し、日本はインフレ強くないため金融引き締めの動きはない。

来年からテーパリング早期終了と利上げ開始となり金利が上がる流れとなるが、現状上がらない状況となっている。このことは、ハイテク銘柄には上昇する傾向となるが元々高くなっていた銘柄が売りに入っている。高くなりすぎた銘柄は下がり、業績の良い安定感のある銘柄が上がっている。

来週のクリスマスシーズンの前後の日は、アノマリーでは株価は上がりやすいとされている。しかし、オミクロン変異株の感染状況や現在の株価の乱高下では、相場の動きは読みにくく様子を見ていくこととなる。

コメント