米国株続伸、債務上限短期引き上げの可能性-原油反落

経済ニュース相場分析

10/7Bloombergニュースより

6日の米株式相場は比較的大きな値動きの末に続伸。
米債務上限問題の行き詰まりが打開される可能性が浮上し、終盤の取引で上昇に転じた。

  1. 米国株は続伸、債務上限巡る妥協案伝わり上げに転じる。
  2. 米国10年債は、利回り1.52%上昇
  3. ドルが上昇、円は債務上限問題打開の見込みで上げ幅縮小
  4. NY原油は反落、供給不安和らぐ、米在庫増やプーチン大統領発言で
  5. NY金は小反発、ドル上昇が上げを抑える

S&P500指数とナスダック100指数は、債務上限引き上げで合意の案があり上昇で終了した。

S&P500種は前日比+0.4%
ダウ工業株30種平均は+0.3%
ナスダック総合指数は+0.5%

10年債利回りは1.52%。米ADP民間雇用者数は市場予想を上回る伸びとなったため、金融当局が11月に資産購入の縮小に着手するとの見通しを強固にした。

NY原油先物相場は反落。米国では原油在庫の増加が明らかになった。ロシアのプーチン大統領は天然ガスの輸出量を増やす可能性を示唆し、世界のエネルギー市場安定化を支援する用意を表明。米戦略石油備蓄放出の可能性を報じると、原油相場は一段安となった。

結局10/8の雇用統計発表待ち

10/8の新規雇用者数、失業率、非農業部門雇用者数の発表を待って相場を見ていく。

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